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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

従業員が退職する6つの理由とは

COVID-19の影響が継続しているが、併せてGreat Resignation(大辞職)も継続している。

多くの労働者が辞職をしている状況の中で、約63%の企業が優秀な人材を維持することが、採用をすることよりも難しいと考えているという調査結果もある。レストランや小売業、その他出社が必要な企業では、COVID-19、そして人材不足という2つの影響によって、営業時間の短縮や営業を停止せざるを得ない企業も多い。


人材流出、特に優秀な人材の流出は、企業には大きくのしかかる。新たな人材探しにも、時間と労力がかかり、そのコストは給与額の30%から50%ともいわれる。また、新たに雇用をした人材が企業に適応し、継続して業務を続けられるという保証も無い。


従業員が退職する際には以下の6つの理由があるとされる。


◦ 認められていない(Lack of Recognition)

◦ 燃え尽き症候群(Burnout)

◦ 柔軟性の不足(Lack of Flexibility)

◦ キャリアが見えない(Lack of Career Path/Growth)

◦ 上司や同僚との関係性(Missing Connection)

◦ 給与や福利厚生(Uncompetitive Pay and Benefits)


企業が従業員を維持するためには、退職につながる原因を見極め、改善努力を行うことが期待される。

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