ラティス社の調査結果により、Great Resignation(大辞職)がまだまだ継続している事が明確となった。
新しい仕事について3カ月以内の従業員の52%が再度職探しをしているようである。
これは、求人数が非常に高水準で推移する中、良い条件の仕事が見つけやすいことから、労働者が企業に求める水準が高まることに起因している。
若年層になるほどよりこの傾向が強い。
報酬のみならず、ダイバーシティやインクルーシブといった多様性が、雇用市場において、今後一層トレンドになりそうである。
短期的な視点で雇用戦略を練ることも重要であるが、現在のトレンドを踏まえ、企業文化を醸成し、より働きやすい環境を構築するという中長期点な視点での戦略も検討をする必要があるのではないだろうか。
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