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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

CleaningとSanitizingとDisinfectingの違い 

COVID-19の影響で良く聞かれるようになった3つの単語、Cleaning、SanitizingとDisinfecting。

全て清掃・消毒に使用される異なる3単語ではあるが、どのように異なるのか。


Cleaning(クリーニング・清掃):

物理的に表面からほこり、汚れやその他の不要物を除去すること。常に除菌および消毒の前に行う工程であり、病原菌は死滅しない。


o 椅子、卓上、メニュー、照明器具のほこり取り


o 拭き掃除、床の掃除


o 鍋やフライパンを洗剤と水で洗う


Sanitizing(サニタイズ・除菌):

清掃後に行う工程で、細菌・雑菌をCDCが安全と判断するレベル以下まで減らすこと。


除菌は細菌の増殖を抑制して、表面上にいる細菌の数を減らす予防法であるものの、全てのウイルスを死滅させることでは無い。


o まな板


o カウンタートップ


Disinfecting(ディスインフェクティング:消毒):

消毒(剤)は固い表面に付随した細菌やウイルスを死滅させる工程。


COVID-19では最善の方法であるとされるため、人が多く接触する場所は掃除や除菌のみではなく、定期的に消毒することが重要である。


o ドアノブ・手すり・スイッチ


o メニュー・ATM


o キーボード、電話や共有アイテム


o テーブル・ワークステーション


どんな形であれ接触をする物や場所は、常に清潔に保つことが重要であり、オフィス(出社をする場合、もしくは今後出社をする際)の多くの場所に、洗剤や掃除器具を置き従業員にも消毒の実施を促すことが必要となってくる。


また手洗い、うがいを頻繁に行い、目、鼻、口にはあまり触れないということも重要である。

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