従業員エンゲージメント、つまり従業員の企業への満足度調査である。
エンゲージメントが高いほど企業の活性度合いは高く、生産性や収益の向上にも繋がる。
米国の労働者でエンゲージメントを感じているのは約40%ほどであり、それ以外のほとんどは満足度を企業に通知することはなく、またエンゲージメントを高めることも企業にとってはまた難しい問題となっている。
このような時に従業員サーベイを利用する場合がある。匿名であったり、サーベイ結果に対して改善対応をとらないと、サーベイを行う意義が薄くなることは留意が必要である。
サーベイで以下のような質問を行ったり、または人事考課の時に同様の質問を行っても良いかもしれない。
採用された後、自分のポジションに合った適切なトレーニングを受けたか。
タスクを与えられたとき、明確な目標が与えられているか
あなたは現在の職務に満足しているか
業務を行う上で適切なツール、リソース、時間が提供されているか
組織の中での自分の役割に対して、正当な報酬が支払われているか
ニーズを満たすだけの福利厚生が提供されているか
管理職と非管理職で質問内容を変更することも可能であり、上記以外でも多くのエンゲージメントを図る質問は存在する。
直ぐに変革を行うことは出来なくても、従業員の感じていることやニーズを知ることは企業文化を理解することにつながり、経営者側の従業員を理解しようとする姿勢は、結果的にエンゲージメントの向上に繋がるかもしれない。
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