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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

コンピューター・プロフェッショナルの給与額

皆さんもご存知の通り、労働の対価として従業員に対しては必ず最低賃金以上の賃金を支払う義務が企業にはある。

私のいるカリフォルニア州の2022年10月現在の最低賃金は以下である。

  • 26名以上の企業:15ドル

  • 25名以下の企業:14ドル

そして2023年1月から最低賃金は企業規模に関わらず15.50ドルに上昇する。


そしてカリフォルニア州では他にも業種によって最低賃金が設定されており、コンピューター・プロフェッショナルもその1業種である。


コンピューター・プロフェッショナルとしてエグゼンプト従業員(月給)に分類されるためには、以下の条件を満たしている必要がある。

  • 主に知的または創造的な業務に従事している

  • 主に、裁量や独自の判断力を必要とする業務に従事している

  • システム分析の技術や手順の適用、コンピュータシステムやプログラムの作成・修正など、特定の職務に主に従事している

  • コンピュータシステム分析、プログラミング及びソフトウェアエンジニアリングに関する高度に専門的な情報の理論的及び実際的な適用に高度に熟練している

2023年1月からコンピューター・プロフェッショナルの最低賃金(時給)とエグゼンプト従業員となるために必要な給与額は以下である。

  • 時給53.80ドル(2022年は50ドル)

  • 月給9,338.78ドル(2022年は8,679.16ドル)

  • 年俸112,065.20ドル(2022年は104,149.81ドル)

大手IT企業のコンピューター関連の業務に順守する従業員の給与は総じて高いと思われているのには、このような背景もある。

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