売り手市場は継続中であるものの、ここ数カ月で特にテック業界での雇用事情が変わってきている。
レイオフの通知や、雇い止めを行っている企業が増加している。
今回はグーグル社が会社全体での今期の雇用数を少し緩めて、最重要であるエンジニア等の数種の職務を優先的に採用するということを発表した。
2週間ほど前にメタ社(旧フェースブック社)も新規採用の縮小計画を発表したばかりである。
スポティファイ社は採用計画を25%削減、レッドフィン社は従業員の8%をレイオフ、そして日本でも話題となったがテスラ社では従業員の10%のレイオフすることが発表されている。
先手を打って、今後に備えるということが現在多数の企業で行われている戦略のようである。
他方で人手不足には変わりなく、どの企業も採用するポジションの優先順位を付け採用活動に力を入れている印象である。つまり、優秀な人材は今後も多くの企業が雇用をしていくことであろう。
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