最新のJob Openings and Labor Turnover Survey (JOLTS)が発表された。

9月の求人件数は1,072万件で、予想985万人を大きく上回った。8月の求人数は1,030万人であったので、そこから増加したこととなる。
労働者1人に対して、1.9ポジションの求人があるというデータとなり、引き続き売り手市場が継続されている。
9月の退職者は410万人と、こちらも引き続き400万人を超える高い水準となっている。
雇用者数は610万人となったが、8月は630万人であったので、こちらの数値は減少している。
1,072万人の求人に対して610万人の雇用しかされておらず、450万ポジションほどに雇用が出来ておらず、まだ雇用は難しい状況のようである。
他方で9月の610万人の雇用という数値は2021年2月以来最低の水準である。
求人数は多いものの、労働市場に冷え込みの兆候で出ているという見方も出来る。
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