米国労働局の発表によると、10月に退職した人の数は前月の436万人から4.7%減少して、416万人であった。
退職者数は減少しており、労働人口に占める退職者の割合も3%から2.8%に改善されたが、求人数は1,103万件となり7月に記録をした過去最高に近い水準である。
また採用数は646万人(前月9月比1%減少)という結果で、求人件数と採用件数の差は456万人と過去最高水準となった。改めて人手不足が継続していることがデータからも見て取れる。
COVID-19以前の2020年2月と比較すると、労働人口は約240万人減少、雇用者数も350万人以上減少している状況である。
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