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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

LA市での最低賃金上昇

カリフォルニア州の最低賃金は毎年1月1日に調整が行われる。

時給15ドルを目指して2017年の時点で設定されたスケジュールどおり、26名以上の企業では時給15ドル、25名以下の企業では時給14ドルとなった。


他方でロサンゼルス郡、およびにロサンゼルス市では別途最低賃金の見直しスケジュールが設けられており、毎年7月1日から賃金改定が行われる。

一度15ドルまで上昇した最低賃金は、その後はConsumer Price Index(CPI:物価上昇率)をもとに算出するという発表になっていた。


昨日ロサンゼルスのガルセッティ市長の発表により、2022年7月1日からロサンゼルス市の最低賃金は15ドルから16.04ドルに上昇することが決定した。これは6.9%の上昇率となる。


2023年1月からカリフォルニア州では、従業員数25名以下の企業の最低賃金(時給)が15ドルになることは決定されているが、26名以上の企業の最低賃金はまだ発表されていない。しかしながら、今回16.04ドルとなったロサンゼルス市の金額に近いものになることが予想される。

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