人材不足の状態は、採用決定までに時間がかることにつながり、良い人材の雇用に困難をきたす可能性が高くなる。
グラスドア社の調査結果によると、米国において採用までにかかる平均期間は22.9日であるという。
ちなみに採用までの期間とは、最初の応募を受けた時からオファーを提供するまでの期間である。
なぜ採用プロセスを短縮することが有効なのか。
興味を示して応募をしてくる候補者であるが、採用までの時間が掛かりすぎることで興味が薄れていくことが調査の結果で判明している。
23%:求職者が面接後に企業からの連絡を待つ期間
57%:採用プロセスに時間が掛かりすぎることで、その企業への興味が無くなる候補者
特に一度面接を行った後は、迅速にその候補者の採用可否を検討することが最善である。
どの様に採用プロセスを短縮すのか。
面接から採用までの期間を短縮するには、面接に至るまでの過程を効率化し、面接を行う候補者数を絞ることが重要になる。レジュメ等の情報を参考に、会社の求める点を明確にしてスクリーニングをするステップが必要となる。
採用決定を急ぎ過ぎると、候補者の見極めが十分にされず役職とのミスマッチが生じるリスクが高まるものの、今の雇用市場では良い人材を雇用出来ないリスクの方が高いとも考えられる。
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