フェデックス社の社長であるサブラマニアム氏の発表によると、FedExも他の物流業界の企業と同様、人材不足に悩まされているという。
人材不足の深刻な地域では、フェデックス社では1日に60万個のパッケージを迂回させる必要があるという（1日平均では930万個のパっケージの取り扱い）。
この労働者不足により8月31日に終了した四半期で約4億5,000万ドルの追加費用が発生したと推定している。
結果、業績も予想を下回り、人員不足がフェデックス社の現在の最大の問題となっているようである。
オレゴン州ポートランドの拠点では必要な人材の65%でしか確保できておらず、業務に支障が出ているという話もある。
物流、小売、飲食業界は他業種と比べて特に人材不足が顕著であり、閉店時間の短縮や運営休止で対応する場合もあるが、まだ人材不足は継続しそうである。