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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

まだまだ売り手市場

何度このブログでも取り上げたことか、人手不足、売り手市場の雇用マーケット。

この傾向は2022年5月間近の現在も継続中である。


人材紹介会社のEmploy社が3月に発表をした調査結果によると、求職者の35%が今年に入ってからの方が昨年(2021年)よりも仕事を見つけやすいと回答をしていると同時に、次の仕事が決まっていなくても退職をすることにあまり抵抗が無い、と返答をしている従業員も多くいるようだ。


雇用された従業員の3人に1人が雇用後90日以内に離職しているということを踏まえると、人材維持確保のためには入社後の対応も非常に重要なことが分かる。


給与、福利厚生や働き方(オフィス出社、ハイブリッド勤務、リモートワーク等)の異なる企業が多数あり、どの企業でも人手が不足している。選択肢が広がっていることから従業員は心理的にもより多くを求める傾向にあると考えられる。


依然として退職理由は給与額とボーナス額への不満となっており、企業としては採用、雇用において忍耐が試される時期が続いている。

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