Centers for Disease Control and Prevention(CDC:米国疾病対策予防センター)により、COVID-19の規制緩和が発表された。
一つ目の緩和として、ワクチン未接種の人の隔離推奨を無くした。今まではワクチン未接種の人が濃厚接触者となった場合には隔離が推奨されていたが、今後は10日間のマスク着用及びに5日目のPCRテストが推奨される。
二つ目の緩和として、COVID-19の症状が出ていない人の学校でのPCRテストの推奨を取りやめた。老人ホーム、刑務所、ホームレスシェルターのようなリスクの高い場所でのテストは継続して推奨されている。
規制緩和を発表した背景として、人々の免疫力が高まったことによりCOVID-19で重症化する確率が減少しているということが挙げられている。
CDCの発表によると、今回の規制緩和はCOVID-19の状況が全く問題でないという発表ではないが、以前ほどの脅威では無くなったことも示唆している。
米国では現時点で、人口の約67%がワクチン接種を終了しているという。
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