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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

米国の給与事情を解剖する - 州別平均年収と所得分布 / Dissecting American Salaries

このコラムでは、アメリカ合衆国における給与の様々な側面について探求します(American Salaries)。



「各州での平均年収」


平均給与が8万ドルを超える州は4つあります。

 

①    マサチューセッツ州:$86,840

②    ワシントン州:$85,748

③    カリフォルニア州:$84,448

④    ニューヨーク州:$84,292

 

平均給与が7万ドルを超える州は以下の6つです。

①    コネチカット州:$78,572

②    ニュージャージー州:$76,128

③    コロラド州:$74,152

④    メリーランド州:$72,904

⑤    ニューハンプシャー州:$72,124

⑥    バージニア州:$71,292

⑦    イリノイ州:$70,564

 

一方、全米で最も平均給与が低い州はミシシッピ州で、$48,048です。



「所得区分別の人口割合」


  • $15,000以下:9.4%

  • $15,000 - $$24,900:8.7%

  • $25,000 - $34,900:8.1%

  • $35,000 - $49,900:11.6%

  • $50,000 - $74,900:16.5%

  • $75,000 - $99,900:12.2%

  • $100,000 - $149,900:15.3%

  • 150,000 - $199,900:8%

  • $200,000以上:10.3%



アメリカの給与水準には大きな地域差があり、州によって平均年収に数万ドルの開きがあります。また、所得分布を見ると、中間所得層より高所得層や低所得層の割合が高くなっており、所得格差が顕著です。

 

これらのデータから労働市場の動向を理解し、適切な人材獲得戦略を立てるための洞察を得ることができます。給与の地域差と所得格差を考慮した採用プロセスは、組織の競争力を高める上で不可欠です。

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