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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

女子サッカーとEqual Pay

性別間での給与のギャップを無くし同一賃金を目指すことが目的のEqual Pay。

この問題は民間の企業のみで議論されている問題では無い。


米国女子サッカーのナショナルチームのキャプテンに、ミーガン・ラピノーという選手がいる。代表チームの中心選手であるが、Social Justiceや性別間ギャップの改正への取り組みを行っており、そちらの面でも影響力を持っている。


スポーツ界において歴史的なこととして話題になっているのが、米国サッカー界のEqual Payの発表である。


米国サッカー界における同一賃金の交渉の結果、米国男子サッカー代表チームと米国女子サッカー代表チームの報酬が男女チームで均等に分配されることになった。


男女別の年に行われたワールドカップの報酬も、2022年、2023年、2026年そして2027年大会のボーナス分も含まれる。


代表チームの試合毎のボーナスも男女共に対戦相手のランキングに基づいて同一の金額が支払われることになった。


スポーツの分野でも男女により待遇が大きく異なるという点は、SNSを通して広く認知がされている。


社会的に大きな影響力を持つ人やスポーツチームからこの様な公平性に関する取り組みが発表されることで社会が変わっていくことが期待される。

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