未使用分の有給休暇の買い取りを義務化している州もあれば、消失が可能な州もある。
COVID-19禍にてリモートワークが増加した事により、有給休暇を取得しない従業員が増加しているようである。
2019年：28%の有給休暇が未使用
2022年：55%の有給休暇が未使用
多くの州ではUse it or Lose It（使用か消失か）という方法で、有給休暇が提供されているため、有給休暇＝賃金であるという意識が低く結果、未使用率が高いのかもしれない。
また従業員1名当たり平均で3,000ドルほどの有給休暇を保持していると推定されている。
オフィス出社が当たり前であったCOVID-19以前には有給休暇の取得をすることが、今よりも容易であったと考える従業員も多い。
リモートワークになったことで有給休暇を取得する正当性が感じにくくなったという心理的な面も大きく影響しているようだ。