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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

スーパーボウルは自宅で観戦

カリフォルニア州全土で制限付きながら屋外飲食の再開が開始された昨日。

承認がされていない状況でも再開をしているレストランもあったようだが、多くのレストランでは州や郡のオーダーにより飲食が再開されるこの日を待っていたのではないだろうか。


例えばロサンゼルス郡では以下のような規制がある:

  •  マスクやフェイスカバーの着用義務

  •  屋外飲食の一つのテーブルにつき同一世帯で6名以下

  •  全てのテーブルは8フィート以上の距離を保つ

  •  50%のキャパでの運営

以前に屋外飲食が許可されていた時よりも厳格な規制が設定されているものの、過去に同様の対策を実施したこともあり、すぐに営業を開始出来るレストランも多いのではないだろうか。


ただし、以前と比較すると気温が下がっているので、寒さの対策をする必要がある。


また、新しい制限の中で特に留意すべきは、屋外営業をするレストランにおいて、顧客に対してテレビ放送を見せることが禁止されている点である。


この新たな制限は、2月7日に開催される(米国で最も感心が高いスポーツイベントである)スーパーボウル関連の屋外イベントを禁止する方針であるとも理解出来る。


特に今年のスーパーボウルには新旧スーパースター同士、NFLの顔である2人のクォーターバックが出場することで例年以上に盛り上がることが予想されており、個人的にも見逃せない(毎年ですが。。。)試合である。


例年であればスポーツバーや屋外にテレビが設置されているレストランで飲食をしながら皆で盛り上がるという鑑賞方法が一般的であり、大型テレビを設置して集客をするレストランにとってこの制限は厳しいものとなる。


とはいえ、サンクスギビング、クリスマスのようなホリデーを迎えるたびに感染者数が増加していた米国において、スーパーボウル観戦も防止策をしなければいけない程のイベントであるのは間違いない。多数の人が集まる可能性があることから、感染を拡大するイベントになりうるためである。


独自の公衆衛生部門があるパサデナ市でも、ロサンゼルス郡同様に屋外でのテレビ放映は禁止することを決定しているが、ロングビーチ市での発表はまだされていない。

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