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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

仕事のことを考えない時間

何をするにしてもToo Much(やり過ぎ)は良くないという考え、何をするのでも出来るだけのことを行うという考え。

物事には色々な側面があり、考え方によって見方が異なるものである。


ただし何をするにも休憩・休息が必要であるということは多くの方が同意する部分ではないだろうか。


ソーシャル・プラットフォームFishbowlが発表したデータによると、54%の労働者が休暇中でも仕事を完全に忘れること(切り離すこと)が出来ないと回答をしている。


年齢別で調査結果が異なるところが興味深い:

  • 47%:21歳から25歳

  • 61%:41歳から45歳

  • 65%:45歳以上

高齢になるほど、この傾向は強くなるようである。


職業別でいうと、特に教師と弁護士に多いようである。


そして多くの場合、休むことがキャリアパスへネガティブな影響を与えるのではないかという心配・不安であるようだ。


COVID-19以降、リモートワークが急激に広まっている中、外出が制限されたことで有給休暇の取得数が激減した時期がある。


同時に多くの労働者が在宅で業務を行うことにより、仕事とプライベートの切り分けが困難になりバーンアウトをする人も増加した。


リモートワークを行っていることで、会社や上司とのコミュニケーションが不足がちであることから「チェックイン」をしないといけないという心情が生まれたことで、常に業務を行っていないといけないと感じる労働者も増加している。


このような心情が休暇中も仕事を気にするきっかけになったのかもしれない。

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