生産性を管理するソフトウェアを提供するAsana社が約1万人の従業員対象とした調査結果の発表によると、不要な会議による仕事の生産性の低下について言及する従業員が増加しているようである。
対象者の約25%が会議が多すぎると回答をしており、実際の業務ではなくて業務を行うための調整に費やす時間が増加しているという回答も多かったようである。
またTeamsを提供しているマイクロソフト社も、同会議システムの利用状況を調査した結果、リモートワークが導入されたことでTeamsの利用状況のピークが2回から3回に増加したことが分かった。
このピークはランチ休憩の前後と午後6時から午後8時の時間帯で、この最後の2時間の時間帯はこの1年間で加わっている。これは、リモートワークでのフレキシビリティを利用して、通常の業務時間終了後に集中して業務を行っている従業員が増加している結果なのではないかと分析されている。
会議を持つことは重要であるが、目的の無い会議や時間制限の無い会議での生産性については以前からも疑問視されている。
会議に際して共通の目的意識を持ち、決定事項を明確にすることも大事であるが、出来る限り会議を無くすということも生産性を上昇させる上では重要になると思われる。
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