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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

2月のレストランの雇用は増加

Bureau of Labor Statistics(BLS:労働統計局)によると、2月のレストランでの雇用は約29万人と大幅に増加した。

2020年11月と12月合計で約40万人の雇用の減少が起こっているので、今回の増加分では補えないものの20万人を超える増加はここ数か月で初めてのことである。


とはいうものの、COVID-19から1年が経過した現状でも2020年2月の時点での雇用水準からは引き続き200万人(約16%)も下回ったままである。ちなみにレストラン業界の200万人の雇用減は、次に大きな雇用減となった芸術・娯楽業界における約78万人の3倍弱であり、その値からも最もインパクトを受けた業界ということが明瞭である。


カリフォルニア州で最も人口の多いロサンゼルス郡も近々店内飲食を再開出来るような状況であったりと、今後少しずつながらレストラン業界の雇用が増加傾向になることは予測ができるものの、COVID-19以前の雇用状況に戻るには時間がかかりそうである。

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