Yelp社の調査結果から、レストラン業界の現状が分かる。
2022年の第一四半期にYelp経由でレストランの予約をした人は1,300万人を超え、前年同期比でなんと48%増加している。
2021年の第一四半期はCOVID-19禍で、ソーシャル・ディスタンス、店舗内の人数制限等々、厳しい制約の中でレストランが営業していた時期である。
現在、利用者は増加しているが、人手不足で多くのレストランが困っている。
長い待ち時間、スタッフ不足に起因して発生した問題に関するクレームが昨年比200%強も増加している。
依然としてレストランで食事を希望する人、テイクアウトをする人は高い水準にあり、業界全体としては売り上げも良い状況である。
しかしながら、人手不足の解消にはまだ時間がかかりそうなこともあり、レストランによって人手不足であることを店頭に掲示し、顧客に対してサービス提供までに時間がかかる可能性があることを事前に伝えている場所も多くなっている。
サービスが期待どおりに行えないことを事前通知するのはいかがなものかと思うが、レストラン側からすると、苦情を減らすには、事前に問題を告知することが有効なのかもしれない。
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