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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

CA州のワクチン状況 

米国でのワクチンの緊急承認がされた。まずは医療従事者・関係者への提供が開始される。

現状ではカリフォルニア州ではファイザー社(バイオンテック社)のワクチンが32.7万ドースが出荷された。


ニューサム州知事の発表によると、早ければ来週にも39.3万ドースの追加出荷が許可されたようである。


来週にもモデルナ社のワクチンの承認が降りると、62.7万ドースが予定されている。


最初のワクチンは約300万人の医療従事者と長期療養施設の入所者に配布される。カリフォルニア州では年末までに215万人ほどに配布する予定である。


医療従事者と長期療養施設の入所者の後にワクチンが配布されるのは、エッセンシャル事業に従事をしている労働者であり、その数は800万人と言われている。


ワクチンの提供の順番は決まっているものの、産業別の優先順位はまだ決定していない。法的機関、農業組合、食肉加工業者、歯科、学校教育等多くの組合が優先順位を求めてのロビー活動を行っている状況である。


一般市民の多くにワクチン配布がされるのは2021年春から夏にかけてとなる予想である。


ワクチンが出荷され、ニューヨークでは医療従事者に対しての投与が大々的に報じられたこともあり、少しずつながらCOVID-19前の日常を取り戻すべく前進していることが感じられる。

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