Meta社、Twitter社と理由は異なるが、大手テック業界でのレイオフ発表、または実施が続いている。
アマゾン社もつい先日、今週から開始する予定であるとして1万人規模のレイオフを発表した。
テック業界では景気やビジネス状況に応じてすぐにレイオフされる可能性が高いことを聞いたことがある方も多いかもしれないが、Meta社同様、アマゾン社もこの1-2年で多数の雇用をしてきていた。
つまり、過剰に雇用をしたことにより、ここまで大規模なレイオフを行わないといけなくなっているのである。
1万人と聞くとそのインパクトは大きいが、アマゾン社の管理部門の人数総数からすると3%ほど、時給含めたグローバル従業員を含めると1%未満の数である。
今回のレイオフ対象は主にAlexaを含めたデバイス部門とリテール部門が対象となる。
通常はこれからのホリデーシーズンに向けて大幅に季節労働者を増員する時期であるが、この時期にレイオフを行うということが何を意味しているのかは容易に想像できる。
ちなみに2001年のドットコム・バブル時にアマゾン社では1,500以上のポジション、約15%のレイオフを慣行している。
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