リモートワークによって、バーンアウトをする従業員が増加しているというのは事実である。

ワークライフバランスのためにリモートワークを活用して、その中でも上手く息抜きが出来る従業員がいる中で、どこまで業務を続ける必要があるのか不明であると感じる従業員も数多くいる。
オフィスでは同僚・上司がいつでもいる状況である、リモートであると何を行っているのかということは見えづらい状況にある。
この見えづらい状況という点で、多くの従業員は「仕事をしていること」を何かしらの形で示さなければいけないと感じており、この「示す」ことが業務の一部となることがバーンアウトに繋がっている。
実際にリモートワークでは1日に平均67分以上も追加でメールの返信、プロジェクト管理ツールの更新に時間を費やしているという調査結果もある。
COVID-19以降2年以上が経過した現在でも、企業の上層部の63%は従業員がオフィスにいる状況が好ましいと考えている。
今後ハイブリッドワークやオフィス出社の再開が更に増加するであろう。どのような方法が最も生産性の高くなる「管理方法」なのか、どうすればバーンアウト防止を含めたメンタルヘルスの向上に繋がるのか、そして離職率を低下させることができるのか、引き続き様々な検証が必要となりそうである。
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