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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

UberとLyftの使用、ワクチン接種会場まではライド無料

数週間前には予約を取ることが困難であったワクチンであったが、現状は予約も無く、また場所によっては予約をする必要も無くワクチン接種をすることが可能となっている。

接種を希望している人は既に接種をしており、ここから接種をしたくない人に対してどの様な対応をするのかという点が争点となりそうである。


このような状況の中、ホワイトハウスは、ライドシェア企業であるUber社とLyft社との提携を結び、ワクチン接種会場までは乗車が無料になるプログラムを発表した(乗車無料キャンペーンとなっているが、実際には往復15ドルが無料となるものであり、ワクチン接種会場が多くあるので実質無料となるという目論見)。


このプログラムは数週間以内に開始されて、7月4日まで継続される。


バイデン政権は7月4日の独立記念日までに米国の成人の70%が少なくとも1度のワクチン接種を受けることを目標に掲げており、乗車無料サービスはワクチン接種会場まで行くことが出来ない層への接種を主な目的にしている。


大統領選挙の際にも同様の取り組みが行われていたが、ライドシェア企業のこのような働きかけは、ワクチン接種拡大に向けて大きな期待が寄せられている。

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