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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

Shake Shack社の試み 

ニューヨークに本社を置くファーストフード・チェインのShake Shack(シェイク・シャック)社は、今後12か月間に1,000万ドル以上を従業員へ還元する予定であるという。

人材不足の雇用マーケットで、最高の人材を見つけ、維持するための取り組みの一環であると発表されている。


1,000万ドルのうちの900万ドルは店舗の従業員の昇給に使用され、100万ドルは臨時ボーナスとして提供されるという。


Shake Shackでは2020年から既に同様の試みをしており、時給の従業員に対して役職に合わせて250ドルから400ドルまでの年末ボーナスの提供や、店舗内従業員への10%の昇給を行ってきている。


ユニークな取り組みとしては、マネージャー職以上の従業員に対しては、携帯電話料金や娯楽等、従業員のウェルビーイングに充てることが出来る1年間の経費を提供している(Monthly Subscription Allowance)点がある。


また企業としてもインクルージョンやダイバーシティの向上にも力を入れており、2025年までには半数のマネージャー職が有色人種となることを目標としている。


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