COVID-19が収束に向かっている中、米国の大学新卒者の労働市場が好調である。
ニューヨーク連邦準備銀行の発表した新卒者の採用状況における失業率は以下のとおりである。
◦ 9月の大卒者の失業率:5.4%
◦ 学士号取得以上の失業率:2.9%
両数値とも改善をしており、新卒者の失業率は2020年2月のCOVID-19以前以来の低水準となっている。
また、学士号(バッチェラー)を取得している新卒者の上位25%は、過去最高の初任給6万9,000ドルで仕事を開始しているものの、新卒者の41%が大学の学位を必要としない仕事に就いていたり、9人に1人は低賃金レベルとされる2万5,000ドル以下の賃金で働いているという結果も出ている。
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