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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

10月の雇用統計

US Labor Department(米国労働省)の発表によると、10月の米国での雇用実績は53.1万人増で、市場予想の45万人増加を上回った。

今回の発表では、19.4万人増と発表されていた9月の数値も、31.2万人増と大幅に上方修正された。

多くの業界で雇用が増加している中、特にレストラン・宿泊施設を含むレジャー・ホスピタリティ業界の雇用の増加が最も多く、16.4万人増となっている。


内訳は、専門職・ビジネスサービス業界で10万人増、製造業で6万人増、運輸・倉庫業で5.4万人増、ヘルスケア業界で4.7万人増となっている。


10月の雇用統計の結果によると、レジャー・ホスピタリティ業界では2021年に240万人の雇用が増加しているものの、2020年2月の水準より140万人(約8.2%)少ない数値である。

以下は上記、米国労働省の発表に先立ち、企業へ給与計算サービスを提供している米大手ADP(Automatic Data Processing)社が発表した全米雇用報告による企業規模別の雇用者数増減である(米国労働省の結果とは異なるデータ元となる)。


「企業規模」

◦ 従業員数500名以上:34.2万人増

◦ 従業員数50名-499名:11.4万人増

◦ 従業員数50名未満:11.5万人増

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