COVID-19感染拡大に関連して、7月29日の金曜日からマスク着用義務再開の見込みが発表されていたが、延期となった。
10万人で10人以上の入院者数となるとCenters for Disease Control and Prevention(CDC:米国失業対策センター)のガイドラインによって「高い」コミュニティ・レベルに分類される。
この状態が2週間継続することでマスク着用義務が再開となる。
ロサンゼルス郡は現在も依然としてCOVID-19の感染者数が高水準にあるものの、7月23日から入院者数が減少している状況を考慮した上での発表となった。
しかしながら、この発表の背景には、再度マスク着用義務が再開されることに多くの都市や住民が反対していたことも関連していると推測される。
ロサンゼルス郡でマスク着用義務が再開された場合も、各都市でガイドラインを順守するか選択をすることが可能である。
ロサンゼルス国際空港のあるエルセグンド市やビバリーヒルズ市、ロサンゼルス郡とは別に独自の公衆衛生局機能を持つロングビーチ市やパサデナ市では、ロサンゼルス郡でマスク着用義務が再開した場合でも、マスク着用は義務付けないという発表を行っていた。
このまま感染者数や入院者数が減少を続けることを願うばかりである。
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