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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

2019年からの求人数・雇用数の推移

米国では売り手市場、そして人手不足という状況が続いている。


どの程度、求人数と雇用数に乖離があるのか。


2019年1月から2021年7月のU.S. Bureau of Labor Statistics(BLS:米国労働省労働統計局)のJob Opening and Labor Turnover Survey(JOLTS:求人労働異動調査)における数値を表にまとめたものが以下となる。


折れ線グラフにおけるオレンジ色と青色の線の乖離が、人材不足を表しており、その差は2021年に入ってから継続的に拡大していることが分かる。

2021年7月の求人数は1,093万4,000人であったが、雇用数は666万7,000人と、その差は426万7,000人となり、求人数と雇用数の乖離は増加した。


9月前半に失業保険関連の給付金が打ち切られたが、雇用へのポジティブな影響は少なく、今のところ人材不足が解消される気配はない。引き続き、今後の雇用市場の動向に注目してゆきたい。

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