ご存じの通り米国の連邦法での最低賃金は7.25ドルであり、この金額は2009年以降更新されていない。
未だに多くの州ではこの連邦最低賃金を採用しているが、最低賃金を15ドルにするという動きがトレンドとなっている。
各都市により最低賃金は異なるが、以下全米で最低賃金の高い都市トップ5となる。
Emeryville, CA: $17.13
Seattle, WA: $16.69
San Francisco, CA: $16.32
Sunnyvale, CA: $16.30
Mountain View, CA: $16.30
今回ロサンゼルスにあるウェスト・ハリウッド市議会にて、市の最低賃金を$17.64とし、さらに有給休暇や(州で義務化されている以上の)傷病休暇の規定を導入する案が発表された。
同最低賃金はまずは2022年1月よりホテル関連の従業員のみに適用され、2023年7月までに市全体の従業員に拡大する予定である。また2023年以降は毎年7月に年間消費者物価指数含めた指数を用いて調整がされる。
現時点では案であるが、11月15日に可決される予定であり、この法案が通ればウエスト・ハリウッド市は全米一時給の高い場所となる。
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