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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

CA州で800ドルの個人向け補助金の給付

WIOA Dislocated Worker Funds for Underserved COVID-19 Impacted Individualsプログラムによる助成金の給付期間が延長された。

このプログラムは光熱費補助、育児費用、交通費や一部の在宅勤務費用などのニーズに対して、1人あたり最大800ドルを支給するものであり、申請期限は2020年12月31日までとなる。


この助成金を受給するためには、申請資格基準が設けられている。


◦ Title IのDislocated Worker Servicesに登録していること

◦ 過去6か月間にわたり連邦の貧困レベル(Federal Poverty Level: FPL)の400%以上の賃金を受給していないこと。


FPLの400%の世帯年収は以下:


◦ 1人家族:$51,040

◦ 2人家族:$68,960

◦ 3人家族:$86,880

◦ 4人家族:$104,800


また申請時には、この助成金の必要性を証明すると共に、COVID-19に関連しておきたことを示す必要がある。


COVID-19関連であるということの証明には以下が含まれるが、これ以外の理由も証明となり得る:


◦ COVID-19でのレイオフ

◦ COVID-19での休職・時短勤務・給与削減

◦ 学校・保育所の廃校で子供の面倒を見る必要

◦ 在宅勤務に必要な機材が無い


カリフォルニア州の全てのカウンティが対象のプログラムだが、キングス郡、サンタクルーズ郡、ソラノ郡は不参加としている。


また既に資金が枯渇しているカウンティもあるようだ。


助成金の申請は、各地域のWorkforce Development Boardまで。

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