3月11日に1.9兆ドルからなるCOVID-19経済支援策、American Rescue Planにバイデン大統領が署名をした。
1,400ドルのチェック送付、中小企業への支援策等が含まれているが、実際にはどのような支援にいくらの予算が割り当てられるのか。
ホワイトハウスのホームページに、1400ドルのチェックの送付とChild Tax Creditへの事例として分かり易い説明がされているので、是非確認を。
ホワイトハウスのホームぺージ： THE WHITE HOUSE
Unemployment Assistance（失業者支援）
◦ 各各州の失業保険に上乗せする形で、毎週300ドルの失業保険が、Labor Day（9月6日）まで延長給付
◦ 収入15万ドル未満の世帯に対して、最初の$10,200の給付金は非課税
Aid to States and Municipalities（州および地方自治体援助）
◦ 州・地方自治体・部族に対して3,500億ドルの提供
◦ 各州、コロンビア特別区（DC）に1,935億ドル：郡、都市には1,300億ドル：部族には200億ドル
Housing Aid（住宅支援）
◦ 低所得世帯への家賃補助、光熱費の負担として200億ドル
◦ 住宅ローンや固定資産税の支払いのサポートとして100億ドル
◦ ホームレスへの住宅支援として50億ドル
Child Tax Credit（扶養家族税額控除）
◦ 収入7万5千ドル以下の個人もしくは収入15万ドルの家族世帯
◦ 6歳以下の児童1人につき3,600ドル、18歳以下の児童1人につき3,000ドル（現在は17歳以下の児童1人について2,000ドル）
◦ 子供のいない家庭の所得税控除の上限を3倍に拡大
Education and Child Care（教育と育児への支援）
◦ 公立の幼稚園から高校まで、対面授業の再開に向けて1,250億ドル
◦ 私立の学校には27.5億ドル。支援金の20%はサマースクール等の学習障害対策への使用することが義務
◦ 大学には400億ドル。支援金の半額は学生への財政援助に使用することが義務。
◦ 児童養護施設に300億ドル。
Health Insurance Subsidies and Medicaid（健康保健料補助とMedicaid）
◦ Affordable Care Act (ACA)の補助対象となる所得制限を2年間撤廃
◦ 加入者の保険負担料を10%から8.5%に減少
◦ 連邦貧困水準の400%以上の収入のある家庭でも支援承認（個人で5万1千ドル、4人家族で10万4,800ドル）
Mid-Small Business Funding（中小規模企業への支援金）
◦ Emergency Injury Disaster Loan Program（EIDL）に150億ドル
◦ バーやレストラン向け支援プログラムに250億ドル
◦ Paycheck Protection Program（PPP）に追加の70億ドル
Vaccines and Testing（ワクチンと私見）
◦ ワクチンの研究、開発、配布、投与に140億ドル
◦ 公衆衛生局要員の雇用に77億ドル
◦ ワクチン接種プログラムに200億ドル
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