Integrated Benefits Institute社の分析結果によると、2022年4月からの22か月間で労働者のCOVID-19の欠勤によって企業が被った損失は784億ドルとなり、毎週10億ドル近くが失われた計算となるようである。
分析のベースには障害保険や病欠、従業員の福利厚生が考慮されている。就業が出来ない時間数が最も多かったのは、カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州の3州で、都市に限定するとロサンゼルス市、ニューヨーク市、シカゴ市の3都市が最も負担が多かったようである。
なお、本調査はPersonal Protective Equipment(PPE)や、消毒液、COVID-19の検査費用等にかかった費用のみならず、より包括的な費用を総合的に判断することを目的としたものである。調査結果から、多大な損失が出ていることがわかる。
さらにCOVID-19禍はバーンアウトやメンタルヘルスの低下等、生産性に関わる深刻な問題も生み出している。
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