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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

TikTokの新たな試み

ByteDance社運営している携帯向けショートビデオプラットフォームであるTikTok。

TikTok Resumesというプラットフォームを試験的に開始をした。ビデオプラットフォームを提供しているだけあり、これは求職者が動画で履歴書代わりに求人への応募を可能とすることを目的としている。


このTikTok Resumeは、チポトレ、ターゲット、WWEやショッピファイと多くの企業と提携をして立ち上げる。


7月31日までの米国での400件以上の求人情報へ動画での履歴書を提出することが可能で、TikTopのアプリからアクセス可能となる。


TikTok利用者は約50%が18歳から29歳となっており、これら若年層への関心を高めることが目的である。また若年層へのキャリアアドバイスのコンテンツが多数あり、且つ人気が高い動画であることも後押しとなっている。


人材の発掘方法もソーシャル・メディアを活用した形に変化をしていると同時に、求人方法や応募方法でも新たな取り組みが活用されていくこととなりそうだ。


またLinkedInのようなプロフェッショナルなプラットフォームがある一方で、TikTokのようなよりパーソナルなものがどの程度、求人への応募に繋がるのかというのは興味深い点である。

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