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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

従業員のワクチン接種確認の義務付け

カリフォルニア州サンタクララ郡に所在をしている企業は、従業員のワクチン接種確認を行うことが義務付けられた。

ワクチン接種が広まったことでCOVID-19は収束に向かっているものの、サンタクララ郡の公衆衛生局は、頻繁にオフィスに出社をする従業員でワクチンの接種をしていない従業員にはまだリスクがあるということを通知している。この決定は企業にとって、ワクチンの接種をしていない従業員へマスクの着用を義務づける根拠になると考えられる。


ワクチンの接種を義務付けているわけではなく、会社の責任としてワクチン接種状況を把握した上で、ワクチン接種をしていない従業員への安全策(マスク着用)を促す意図であるようだ。


従業員以外にも、頻繁にオフィスに出社をしている関係者にも適用される。

  • ボランティア

  • 請負業者および下請け業者

  • 独立請負人(事業者のアプリやプラットフォームを利用する「ギグワーカー」を含む

  • オンサイトで商品を販売するベンダー

  • その他、現場で定期的にサービスを提供する個人

従業員自身が自己申告を行える書類を用意しており、各企業はこの書類を従業員に配布して回収をすることで義務が果たされる。


初回の期限は6月1日までと設定されている。


自己申告の書類には、接種状況を企業と共有しないという項目があり返答をしないという判断も可能となっている。その場合は企業はワクチン接種をしてないという判断をした上でその従業員に対して適正な安全対策(マスク着用)を促すことになる。


この書類のワクチン接種が完了しているという定義は、2回目のワクチン接種をした後2週間以上が経過しているとしている。


ワクチン接種を完了していない従業員や未回答の従業員には、14日毎に最新のワクチン接種状況を確認する必要がある。


以下サンタクララ郡の公衆衛生局のウェブサイト内、「Certification of Vaccination Status Form」が自己申告書となる。


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