米国ではOlder Worker(55歳以上)の労働者人口が増加傾向にあるようだ。
国税調査局によると、現在米国には50歳以上の人口が1億1,800万人おり(人口の約36%)、この人数は2050年には1億5,700万人(人口の約40%)に増加すると予測されている。
55歳以上で就労をしていたり、求職をしている人口は1990年の1,500万人から2倍以上となり2021年3月時点で3,700万人となっている。
50歳以上の人への影響を与える問題解決に焦点を当てた非営利組織であるAARP(元American Association of Retired Persons)の調査結果によると、COVID-19の影響で失職をした50歳以上の男性は50歳未満の男性よりも平均5週間以上長く失業しており、女性になると平均13週間以上も長く失業していたことが発表されている。
労働者人口の高齢化に伴い、企業も対応をしていくことが今後の課題となりそうである。
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