ナイキ社は従業員の心身の健康の向上を目的に、本社機能を1週間閉鎖した。
COVID-19以降、さらにフォーカスが高まっているメンタルヘルスの問題。多くのアスリートが認知を広める活動を行っていたり、自身のメンタルヘルスについて語ることも多くなっており、世界的な選手をスポンサーしているナイキ社自身も、自社の従業員へのケアを行う決定をした形になった。
ナイキ社は生産性よりも従業員の健康を優先するという声明を発表している。
メンタルヘルスの重要性を認知してもらうには非常に良い取り組みであると思う。
健康を考慮したハイブリッドスケジュールの導入、育児に合わせたフレックスタイムの設定、週休3日制の導入等の議論が増加してきている。
メンタルヘルスへのフォーカスが高まっていることで、(バーンアウトや、働き過ぎることを防止するため)特に大企業では、休暇の日数を増やす企業も増加している。
今後も引き続きトレンドとなりそうなトピックである。
Comments