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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

食事休憩と賞与の支払い

カリフォルニア州でまた1点、食事休憩に絡む裁判結果が発表された。

数か月前に食事休憩の時間管理に関する裁判が行われていたことは「CA州のランチ休憩に関しての裁判」にまとめたが、今回は食事休憩を取得出来なかった時の給与(ペナルティ)の支払い方について発表されたガイドラインについての記事となる。


食事休憩を取得出来なかった場合、カリフォルニア州では1回の食事時間について1時間のペナルティが発生する。


この1時間のペナルティは従業員の通常の給与のレートで支払うのだが、もし取得出来なかった週に通常の給与以外に賞与が支払われていた場合、この賞与(Non-Discretionary Bonus)もペナルティに含めて計算することが義務付けられた。


1日8時間(週40時間)労働で、時給15ドルの従業員が100ドルの賞与を受け取った週の場合:


$15 * 40 hour = $700

$700 / 40 hours = $17.50


通常週であれば15ドルのペナルティの支払いとなるが、賞与を受けったことでその週のペナルティは17.50ドルとして支払うことになる。


半年や1年間単位で賞与を支払っている企業の対応は、まだ明確にされていない。

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