毎週木曜日にDepartment of Labor(米国労働局)から発表される新規失業者の申請件数が、7週間振りに増加した。
6月17日に発表されたデータは以下である:
6月6日から6月12日:41.2万人の新規失業申請者数(予想35.9万人)
5月30日から6月5日:351万人の失業保険継続受給者数(予想343万人)
6月10日に発表されたデータではCOVID-19以降で最も低水準となっていた。
また従来の州政府の失業保険の対象外である自営業者への給付を行っているPandemic Unemployment Assistance Program(パンデミック失業対策プログラム)の申請者数も約11万8,000人と急増した。
現在の米国では900万人の求人が出ているが、同様に900万人が失業している状態であるという。
現在の雇用マーケットは、人材不足であることは間違いないが、同時に候補者もより良い報酬やベネフィットを求めて職を吟味している状態である。今回のデータを確認すると、現状がもう少し続くのかもしれないと感じる。
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