アリゾナ州の再就職ボーナス
- 榊原 将/HR Linqs, Inc.
- 2021年6月10日
- 読了時間: 1分
300ドルの連邦失業保険追加給付の打ち切りが決定されている1州であるアリゾナ州。
人員不足は手厚い失業保険が要因であると理由で7月10日に打ち切る事が発表されたと同時に、この人員不足の解消を更に加速させるために再就職ボーナスを給付することも決定している。

The Arizona Department of Economic Security(DES:アリゾナ州経済安全保障局)が、この再就職ボーナスについての詳細を発表した。
対象者:
◦ フルタイム雇用:2,000ドル
◦ パートタイム雇用:1,000ドル
どちらの場合も時給25ドル未満のみ対象となる。
5月13日以降に再就職してから10週間の平均就労時間でボーナス額が決定され、就労時間を証明をする必要がある。フルタイム、パートタイムは以下のように定義される。平均就労時間でボーナス額が決定され、証明をする必要がある。
◦ フルタイム雇用:10週間において、週40時間の就労8週間相当の320時間以上の就労
◦ パートタイム雇用:10週間において、週20時間の就労8週間相当の160時間以上の就労
証明方法として求められるのは:
◦ (フル・パートに相当する)各週の給与明細
◦ 雇用主の連絡先
査定プロセスは州の失業保険プログラムとは別途で、担当部署や担当者も異なるようである。
アリゾナ州では連邦失業保険を打ち切る7月10日に、再就職ボーナス用のオンラインポータルを開始予定である。
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