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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

アリゾナ州の再就職ボーナス

300ドルの連邦失業保険追加給付の打ち切りが決定されている1州であるアリゾナ州。


人員不足は手厚い失業保険が要因であると理由で7月10日に打ち切る事が発表されたと同時に、この人員不足の解消を更に加速させるために再就職ボーナスを給付することも決定している。

The Arizona Department of Economic Security(DES:アリゾナ州経済安全保障局)が、この再就職ボーナスについての詳細を発表した。


対象者:

◦ フルタイム雇用:2,000ドル

◦ パートタイム雇用:1,000ドル


どちらの場合も時給25ドル未満のみ対象となる。


5月13日以降に再就職してから10週間の平均就労時間でボーナス額が決定され、就労時間を証明をする必要がある。フルタイム、パートタイムは以下のように定義される。平均就労時間でボーナス額が決定され、証明をする必要がある。


◦ フルタイム雇用:10週間において、週40時間の就労8週間相当の320時間以上の就労

◦ パートタイム雇用:10週間において、週20時間の就労8週間相当の160時間以上の就労


証明方法として求められるのは:

◦ (フル・パートに相当する)各週の給与明細

◦ 雇用主の連絡先


査定プロセスは州の失業保険プログラムとは別途で、担当部署や担当者も異なるようである。


アリゾナ州では連邦失業保険を打ち切る7月10日に、再就職ボーナス用のオンラインポータルを開始予定である。

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