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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

アルゴリズムも差別対象

アップルが今夏に発表したクレジットカード。

ゴールドマンサックスの名がカードの裏側に入っていたり、カード番号の記載が無かったり、カード自体がチタンだったりとかなりの話題となっている。


カードの申請もとてもシンプルで、使いやすさも評判であるが、このクレジットカードによってアップルに対しての差別疑惑が。


この疑惑はテック業界の大物2人によって巻き起こった。Ruby on Bailsという(Ruby:プログラミング言語の)フレームワークを発表したり、Basecampを設立したDavid Hanssonが、全く同じ条件で申請をしたアップル・クレジットカードの与信限度が自分とHanssonの配偶者の間で20倍も異なっている事への怒りのツイートを投稿。


そのツイートにアップルの共同設立者の一人である、スティーブ・ウォズニアックが自身も配偶者との与信限度に10倍の差があった事をリツイートしたのである。


対人での差別ではなく、アルゴリズムで与信限度が決定されているという声明が発表されているが、Hanssonはアルゴリズムも差別を行うと説いており、ヘルスケア業界最大手のUnitedHealth Groupも白人の患者を贔屓したアルゴリズムを使用している事の調査がオンゴーイングで行われている。

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