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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

PPP

企業救済、資金援助、CARES Actの給与保護プログラム。

Paycheck Protection Program (PPP)、直近12カ月の平均給与の2.5倍(最大11ミリオンドル)までのローンを受けとる事が可能。


PPP、先週金曜日4月3日から申請が開始され既に多くの企業が行っているのは、Forgivenessと呼ばれているプランで、ローンされている金額を条件に沿った形で使用している場合に返済免除になる可能性がある為である。


Paycheck Protection Program (PPP)という名の通り、この条件には従業員の給与への支払いをしている事が含まれているが、使用用途としてその他に家賃やユーティリティーの支払いもする事が可能とされている(給与支払いに75%以上の金額を使用する必要有)。


企業が従業員にきちんと賃金を支払う事が目的のプログラムである為、①レイオフをしない(している場合は再雇用をする)、②従業員の給与を25%以上減給しないという条件も別途設けられている。


また無担保であり、支払い期限は2年間(支払い開始は7か月目から)、利息は1%と条件面ではとても魅力的なのである。


また申請は6月30日まで。この期限を設ける所で、出来るだけ早くに経済を立ち直らせようとしているプログラムである事が垣間見える。

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