就業規則を作成する上で、気を付ける事は何だろうか。
就業規則はアメリカではEmployee Handbook(エンプロイー・ハンドブック)と呼ばれている。
法律で就業規則を作成する事は義務付けられていない。そして例え作成をした場合でも、就業規則自体は契約書ではなく、企業のポリシーを記載したルールブックという位置づけになる。
それでも多くの企業がこの書類を作成するのは、様々な背景をもった従業員の統制を図る為には文章で明記をする事により、よりシンプルにポリシーを浸透させる事が可能である為である。また各ポリシーの記載方法も明確にする箇所と明確にしない箇所を考慮して、ある程度会社が臨機応変に運用を出来る様に作成する事がポイントである。
また各州毎に異なる法律、条令がある場合が多いので、会社の所在地に合わせた書類を作成する事も重要である。
就業規則に含む主な内容の一部:
Americans with Disabilities Act (ADA): 障害者法
At-Will Employment: 随意雇用
Confidentiality: 守秘義務
Employee Benefits: 福利厚生
Employment Status: 雇用ステータス
Equal Employment Opportunity: 雇用期間均等法
Holidays: 祝日
Insurances: 健康保険
Introductory Period: 試用期間
Meal Breaks: ランチ休憩
Overtime: 残業時間
Pay Days: 給与日
Sexual Harassment Prevention: セクハラ防止
Sick Leave: 傷病休暇
Vacation: 有給休暇
Work Hours: 就労時間
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