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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

2021年のレストランの売り上げ

2021年の実績は2021年初頭に発表された予想から大きく増加しそうである。

全米レストラン協会は2021年初頭に1年間の売り上げ予想は7,310億ドルに達する見込みと発表をしていた。デルタ株の不安はあるものの、レストランの需要は高く、先週の予測では2021年の売上高は7,890億ドルになると上方修正して予想が発表された。


店内での飲食の利用増加もあるものの、引き続きテイクアウトの需要が高いことが大きな理由のようである。


この数値は2020年の実績より約20%高い値となっているが、2019年の売上高を約8%下回っている。


引き続き需要が高いものの、特にフルサービスに分類されるレストランでは、十分な人数で店内飲食を運営が出来るかが最大の懸念点である。


ここ最近レストランで飲食をした方も多いと思うが、値段が上昇していることに気づいた方も多いのではないだろうか。


2021年6月の時点でメニューに掲載された価格が年初と比べて3.9%上昇をしており、過去13年間で最も高い上昇率となっている。


COVID-19による売り上げへの影響があるものの、屋外飲食スペースの継続的な使用が可能であったり、レストランからアルコールの持ち帰りを恒久的に承認した州も17州あり、このような対応が売上増に影響している場所も多い。

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