カリフォルニア州では昨日3月29日から2021 Covid-19 Supplemental Paid Sick leaveの提供義務が開始された。
Department of Industrial Relations(CA州労使関係部門)のポスターの内容を以下に説明する。
◦ 公共・民間企業で従業員数が26名以上の雇用主が対象
◦ 2021年1月1日から2021年9月30日までの期間
◦ COVID-19関連の病欠を最大80時間まで提供義務
3月29日以降に以下の理由で病欠を取得する(出社・テレワークが出来ない)場合には、Supplemental Paid Sick Leaveが適用される。
従業員本人のケア: CA州公衆衛生局、CDC、またはローカルの保険局のガイドラインによってCOVID-19関連での自己隔離の対象、または検疫の助言をされている場合
家族のケア:COVID-19関連での自己隔離期間中の家族のケア、または学校や保育所がCOVID-19の影響で閉鎖をされたことによっての子供のケアをしている場合
ワクチン関連:ワクチン接種をする際、またはワクチンの影響で業務を行うことが出来ない場合
傷病休暇の時間数
フルタイム従業員:最大80時間まで
スケジュールが決まっているパートタイム従業員:通常予定されている2週間の就労時間数
スケジュールが決まっていないパートタイム従業員:過去6ヵ月間における1日平均就労時間の14日分
傷病休暇の給与額
ノンエグゼンプト(時給)従業員は以下のいずれかの最も高い時給が支払われる
休暇を取得した週の通常の賃金
州の最低賃金、または就労をしている場所の最低賃金
(残業代を含まない)直近90日間の平均時給
支払われる給与額は1日511ドル以下、合計5,110ドル以下となる。
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