• 榊原 将/HR Linqs, Inc.

SF市の職員に対してワクチン接種の義務付けと市の条例

サンフランシスコ市の職員(教師以外)は、ワクチン接種が義務付けられることとなる。

米国の政府関連機関では初めてワクチン接種が義務付けられることになり、健康状態等でワクチン接種の免除適用となる場合を除き、接種を行わない職員は解雇の可能性があるという。


ただしこの方針は現在すぐに適用されるわけでは無い。現在のワクチンはEmergency Use(緊急承認)のもとで接種が可能となっているため、完全承認後10週間以内に接種義務が開始されるという。


完全承認までには今後数か月間を要することが予想されている。


ご存知の方も多いかと思うが、サンフランシスコ市はカリフォルニア州の中でも最も条例が多い都市である。最低賃金のレートも高く、他の都市では制定がされていない条令も多数存在する。


調査結果によると90万人いる人口の中で、住民の80%が1回以上のワクチン接種を終えており、12歳以上の70%がワクチン接種を完了しているという。


サンフランシスコ市はこの義務付けに対して、「職員と市民の健康と安全、雇用主(Employer)であるサンフランシスコ市の安全を守るため」という発表がされている。


ワクチン接種を義務付けることは可能であるが、接種が出来ない人、接種をしない人の対処をどのようにするのかという点が非常に難しい問題であり、同様の対応を検討する場合は法的な観点からも妥当性を検討をすることが必要である。

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