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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

退職金は提供するべきか!?

日本では当たり前の様に提供される退職金、アメリカでは退職金制度が無い場合が多い。


アメリカの企業ではそもそも退職金制度という概念を持っている企業が少ない。これは日本とは異なり、そもそも終身雇用制度では無い事も一つの要因になっている。

それでは、退職金は提供はしなくても良いのか!?という事だが、これは一概にそうとも言えない場合がある。


退職金が支払われる多くの場合、退職金の支払いはとある従業員の権利と引き換えに提供される場合が多い。それでは、その権利とは何なのか。


従業員が保持している会社を訴訟する権利である場合がほとんどであり、つまり従業員が会社を訴訟する権利を放棄する代わりに会社として退職金を支払う、物々交換の様な形の際には退職金が発生する。


日本の場合は慰労金と呼ばれる場合もあり、長期での就労に対しての感謝を示すのだが、退職金の意味合いさえもアメリカと日本では異なる解釈となる。

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