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  • 執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

CA州:候補者に給与情報を聞けない!

雇用をする上で、事前に色々な情報を聞きたいのが雇用主側。CA州では結構聞けない質問も多くて。

2018年からCA州では候補者に対して、その候補者の過去の(もしくは現在の)給与情報を雇用前に聞く事が違法となった。これって雇用主にとってはかなり大きな問題である可能性が高く。


つまりその候補者の給与情報を基に、雇用後の給与を決定するのではなくて、ある程度会社として候補者に対する給与を明確にしておきなさいという事。


CA州が言いたい所としては同じポジションへの応募なのだから、候補者に関わらず公正に、社内で決定した給与を提供しましょう、という事で。従業員の過去の給与情報で差別や幅を持たせるのは良くないよという事なんでしょうね。


ちなみにこの法律は自社で直接候補者を見つける場合でも、第3企業(人材派遣業等)を使用した場合でも同様であり、基本的には給与情報を直接聞ける機会がなくなってしまったと思うべき。


また給与情報には"Compensation(賃金)and Benefit(福利厚生)"が含まれているので、どんなベネフィットがあったのかも聞く事は禁止である。

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