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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

LAのベーシックインカム・プログラム

CA州ロサンゼルス市で新たな取り組みがされる。

Basic Income Guaranteed: Los Angeles Economic Assistance Pilot (BIG LEAP)と名付けられたこのプログラムは、米国で最大規模の収入保障制度(ベーシックインカム・プログラム)となる。


毎月1,000ドルの使い道にルールを設けない金額が、約3千世帯に対して1年間提供されることとなる。


応募資格は以下となる:


◦ ロサンゼルス市内在住

◦ 18歳以上

◦ 収入が連邦政府の貧困レベル以下

◦ 扶養家族(未成年者)が1人以上、または妊娠中

◦ COVID-19で経済的な影響を経験


連邦政府の貧困レベルは世帯規模によって異なるが、4人世帯の場合は1年間の収入が2万6,500ドル以下となり、ロサンゼルス市の住民の約20%が貧困レベルにあるという。


ロサンゼルス市に先駆けてCA州のストックトン市にて2年間に渡り、125人の住民に毎月500ドルのベーシックインカム・プログラムを実施したところ、ベーシックインカム・プログラムを受領した住民のフルタイム雇用者が増加して、メンタルヘルスの向上に繋がったという結果が出ており、ロサンゼルス市も同様の結果を期待をしている。


応募は11月7日まででなり、当選者は2022年1月に選択される。


詳細は以下から確認することが可能。


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